寝る前にスマホを見ると眠れなくなる?睡眠への影響と快眠のための対策

寝る前にスマホを見ると眠れなくなる?睡眠への影響と快眠のための対策

寝る前についスマホを見てしまうことはありませんか?

ベッドに入ったあと、動画を見たりSNSをチェックしたりするのが習慣になっている方も多いのではないでしょうか。

「あと少しだけ」のつもりが、気づけば予定より遅い時間になっていた。
ようやくスマホを置いてもなかなか眠れず、また手に取ってしまう。
そんな経験がある方も少なくないはずです。

寝る前のスマートフォンが眠りに影響すると言われる理由は、大きく2つあります。
ひとつは画面からの光。 もうひとつは見ている情報による刺激です。
それぞれ見ていきましょう。

夜の光は、眠る準備を遅らせることがある


私たちの身体は、明るさの変化を手掛かりに一日のリズムを整えています。

朝は光を浴びて活動モードになり、夜は暗くなることで眠る準備が進みます。
そのため、寝る前に強い光を浴びると、身体が夜だと感じにくくなることがあります。

スマートフォンの画面にはブルーライトが含まれていますが、実際には光の色だけでなく、画面の明るさや見ている時間も影響します。

また、ブルーライトはスマートフォンだけのものではありません。

家庭の照明にも含まれているため、寝る前は部屋全体の明るさを少し落とすことも大切です。
夜は暖色系のやわらかい照明を使うなど、落ち着いて過ごせる環境を整えてみましょう。

身体は横になっていても、頭は休めていないことがある 

寝る前のスマートフォンで見落とされがちなのが、「情報による刺激」です。

動画を見たりSNSを眺めたりしている時間は、一見するとリラックスしているように感じます。
しかし脳は、その間も映像や文字を読み取り、内容を理解し、感情を動かしています。

例えば、

  • 次々と流れてくるショート動画
  • 気になるニュース
  • SNSの投稿
  • 仕事や学校のメッセージ

こうした情報は、知らず知らずのうちに頭を活動モードへ引き戻してしまいます。

するとスマホを置いたあとも気持ちが落ち着かず、眠りに入りにくくなることがあります。

つまり、寝る前のスマートフォンは「光」だけでなく、「脳を休ませにくい」という点にも注意が必要なのです。

寝る前のスマホとの上手な付き合い方

スマートフォンを完全にやめる必要はありません。
大切なのは、眠る前に少しずつ頭と身体を休む時間をつくることです。

例えば、次のような工夫がおすすめです。

  • 寝る30分〜1時間前を目安にスマホを見るのを終える
  • 「この動画で終わり」と先に決める
  • 自動再生や通知をオフにする
  • ベッドから手の届かない場所に置く
  • 照明を少し暗くして過ごす

また、寝る前の時間を楽しみたい場合は、刺激の強い動画を見る代わりに、穏やかな音楽や自然音を聴くのもよいでしょう。

大切なのは、情報を追い続ける時間から、心を落ち着かせる時間へ切り替えることです。

眠る前は、身体だけでなく頭も休ませよう


寝る前のスマートフォンが睡眠に影響する理由は、画面の光だけではありません。
見ている情報によって頭が刺激を受け続けることも、眠りを遠ざける原因のひとつです。

「寝る前の少しだけ」が毎日の習慣になると、気づかないうちに睡眠時間が短くなってしまうこともあります。
心地よい眠りのためには、身体を休ませるだけでなく、頭もゆっくり休む準備をすることが大切です。

一日の終わりにはスマートフォンから少し距離を置き、穏やかな気持ちで眠りにつける環境を整えてみましょう。